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愛知県西尾市八ツ面町の内科・小児科 ひできクリニック。慢性疾患、脳神経疾患の診断には特に注力しています。

内分泌・甲状腺

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内分泌疾患とは

内分泌疾患とは、ホルモンを作る内分泌臓器の障害によって、ホルモン分泌の異常が起こる疾患です。
内分泌臓器は脳下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎などで、分泌が多いか少ないかによって症状が異なります。
内分泌疾患の症状にはホルモンの異常による「二次性高血圧」や「二次性糖尿病」などが起きることがあります。

内分泌疾患の種類

脳下垂体疾患

脳の中心部にある下垂体という部分からのホルモン分泌異常から発生する疾患です。
前葉と後葉からなり、前葉からは、副腎刺激ホルモン(ACTH)、甲状腺刺激ホルモン(TSH、成長ホルモン(GH)、黄体化ホルモン(LH)、卵胞刺激ホルモン(FSH)、プロラクチンを後葉からは抗利尿ホルモン(ADH)、オキシトシンを分泌しています。

主な症状

  • ACTH欠乏(疲れやすい、食欲低下、低血糖によってぼーっとする、など)
  • TSH欠乏(甲状腺機能低下症)甲状腺疾患で説明
  • GH欠乏(小児では成長障害、成人では体脂肪増加、筋肉減少など)
  • GH亢進(巨人症、末端肥大症)
  • LH・FSH欠乏(二次性徴がでない、不妊症、無月経)
  • プロラクチン欠乏(乳汁分泌低下)
  • プロラクチン亢進(プロラクチノーマ)

前葉の障害による機能低下したものを「下垂体機能低下症」と言います。
後葉の障害による機能低下は中枢性尿崩症として扱われます。

甲状腺・副甲状腺疾患

内分泌疾患の中で最も多いのが甲状腺疾患です。
甲状腺疾患は、女性に多く、甲状腺の異常や障害によって引き起こされる症状の総称です。
甲状腺疾患には、

  1. 甲状腺機能異常
    ホルモンの分泌過剰による甲状腺機能亢進症や、分泌不全による甲状腺機能低下症があります。
  2. 感覚が鈍い感じ
    急性・慢性甲状腺炎、単純性甲状腺腫、甲状腺がんなどがあります。

主な症状

  • 甲状腺腫・癌
    首の前、のど仏の下のあたりが腫れてくる
  • 甲状腺機能亢進
    眼球が突出してきた、安静にしているのに、心臓がドキドキする、手指が細かくふるえる、暑がりになり、水をよく飲み、汗をたくさんかく、よく食べているのにやせてきた、イライラしやすくなった
  • 甲状腺機能低下
    体が冷え、寒がりになった、肌が乾燥し、カサカサになった、体が重く、だるく感じるようになった、食欲がないのに太ってきた、朝起きたときに、顔や手がむくむ、便秘をしやすくなった、昼間も眠く、居眠りをするようになった、脈がゆっくり静かになった、月経が不順になった

急性甲状腺炎では、急激に甲状腺細胞が壊れて、ホルモンが放出されて甲状腺機能亢進の症状となり、慢性になると慢性的炎症によって細胞が壊され、分泌する細胞が減少して甲状腺機能低下の症状を示します。

副腎疾患

腎臓の上にある臓器である、副腎のホルモン分泌から発生する疾患です。
皮質からはアルドステロンとコルチゾールなど、髄質からはカテコラミン(アドレナリンとノルアドレナリン)が分泌されます。

主な症状

  • アルドステロン分泌亢進(高血圧、頭痛、低K血症による四肢麻痺やテタニー)
  • コルチゾール分泌亢進(中心性肥満、満月のように顔が丸くなる、骨粗鬆症など)
  • コルチゾール分泌低下(体がだるい、吐き気、下痢、低血糖など)
  • カテコラミン分泌亢進(高血圧、頭痛、発汗過多、高血糖、代謝亢進など)
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